兵庫県丹波篠山市内に登録があり、今年17歳を迎える犬たちを表彰する「長寿犬表彰」が29日、四季の森生涯学習センターで開かれた。摂丹獣医師会と市の共催。人間でいえば90歳くらいに相当する〝ご長寿さん〟が表彰を受け、家族とともに健康を祝った。
動物愛護を目的にした表彰は17歳になることと、狂犬病の予防注射を3年続けて接種している犬が対象。今年は33頭が対象となった。式典では酒井隆明市長と小森いずみ・獣医師会長が飼い主らに写真入りの表彰状を贈った。
ミニチュアダックスフンドのレオンとともに式典に参加した女性(60)は、「ここまでよく長生きしてくれた」とにっこり。「やんちゃで、拾い食いをしたりと手のかかる子だったけれど、大切な家族。自分のペースでゆっくりと過ごしてくれたら」と優しいまなざしを送っていた。
小森会長は、「犬たちは多くの喜びと癒しを与えてくれるし、長生きは私たち獣医師にとっても励みになる。これからも飼い主の皆さんと幸せな日々を過ごしてほしい」と話していた。
























