兵庫県丹波市の黒井城跡で1日の早朝、雲海が姿を現した。丹波地域の風物詩「丹波霧」に包まれ、雲の上にいるかのような絶景が広がった。
夜明け前の山頂には、地元の常連や県外から訪れた大学生ら約20人が集まった。山の稜線から日が昇ると、現れた幻想的な風景に思わず感嘆の声をあげたり、写真撮影をしたりして満喫していた。
大阪府から訪れた20歳の女子大学生らは「山頂まで登るのはとてもしんどかったけれど、神秘的できれい。来てよかった」と笑顔だった。
同市観光協会のホームページによると、朝晩の冷え込みが厳しく、日中に晴れるなどの条件が揃うと雲海が見られるという。



























