兵庫県は、 「新行財政構造改革推進方策 (新行革プラン)」 をまとめた。 行財政構造改革本部企画部会による第2次案。 昨年11月の1次案で示されていた丹波県民局の廃止・統合は修正され、 存続の方針が出た。 丹波地域にとっては県民局の廃止という激変は避けられた。 組織自体はスリム化し、 篠山総合庁舎 (郡家) 内の3事務所を柏原庁舎に統合する。 丹波年輪の里 (丹波市柏原町) は、 兵庫丹波の森協会を指定管理者とし、 たんば田園交響ホール (北新町) は篠山市に移譲する。 実施はいずれも2009年度。
県民局の再編は、 当初、 現在の10県民局を5県民局・1県民センターにする案が示されていた。 丹波県民局は阪神南、 阪神北県民局と統合する計画だった。 県新行政課は 「市町長や地元関係団体から統合反対の要望が多く、 再検討した。 内部組織の簡素化で、 県民局の統廃合と同様のメリットが得られると考えた」 としている。