今年の県内の地価が公示された。 丹波地域の平均変動率は、 住宅地でマイナス３・２％ （前年マイナス２・９％）、 商業地でマイナス６・０％ （前年マイナス５・２％） と、 いずれも前年の下落率を上回った。 住宅地は12年連続、 商業地は15年連続の下落。
　国土交通省土地鑑定委員会が、 今年１月１日を評価時点とし、 県内１２７４地点で実施。 丹波地域は住宅地10地点、 商業地５地点で、 １平方?当たりの平均価格を出した。
　丹波市は、 住宅地が２万１００円 （前年マイナス２・６％）、 商業地が３万６３００円 （同マイナス５・６％）。 篠山市は、 住宅地３万４００円 （同マイナス４・１％）、 商業地３万５００円 （同マイナス６・５％）。
　発表によると、 丹波地域の住宅地は１９９４年の地価を１００ （指数） として60・６、 商業地は95年を１００ （同） として41・３と、 大きく落ち込んでいる。