二酸化炭素 (CO2) の排出を少しでも減らそうと、 丹波市クールアースデー実行委員会が7―9の3日間、 「ノーマイカー通勤3days」 を実施した。 マイカー通勤を控え、 徒歩や自転車、 自動車の相乗りなどを呼びかける運動で、 市内22事業所・団体、 延べ1150人が参加した。
参加事業所の1つ、 丹波車検センター協同組合 (氷上町新郷、 古本克巳組合長) では、 従業員17人のうち、 8人が自転車や相乗り通勤を行った。 同組合は、 2007年に丹波市地球温暖化防止推進店の第1号となるなど、 業界での取り組みも合わせて環境に配慮した事業を進めている。
同組合の正呂地悦子さんは、 同町横田の自宅まで約2キロの道のりを自転車で通勤した。 「朝は涼しくて、 気持ち良かった。 これからも天気のよい日は自転車で通勤しようかな」 と笑顔だった。
市がまとめた新エネルギービジョンによると、 同市の運輸部門のエネルギー消費は全体の48%を占め、 全国平均の2倍以上という。