篠山市内で空き巣被害が急増している。 篠山署によると、 今年1月―10月末までの同犯罪認知件数は30件で、 前年同期の4件と比べて大幅に増えている。 特に、 杉地区 (8件) やJR篠山口駅周辺 (9件) で多発しており、 同署は付近のパトロールを強化するとともに、 「不審者や不審車両を見かけたら、 ためらわず110番して」 と呼びかけている。
空き巣のほかにも、 「事務所荒らし」 が16件 (前年同期4件) で12件増、 家人がいるのに住居内に侵入する 「忍び込み」 は9件 (同6件) の3件増となっており、 同署は 「忍び込みの場合、 家人にばったり出くわすと、 居直り強盗となって凶悪犯罪に結びつくこともある」 として警戒を強めている。