神大医師派遣3年延長 県立柏原に常勤10人

2012.02.26
丹波の地域医療特集

 県と丹波市は2月22日、 神戸大学から県立柏原病院に医師派遣を受ける 「地域循環型人材派遣プログラム」 を2014年度までの3年間延長すると発表した。

 事業費は、 年額1億8900万円 (県2対市1で負担)。

 中堅医師を対象に、 大学と柏原病院で勤務を循環し、 高度医療と地域医療を経験するプログラムを同大が実施する。 同大は、 常勤医師10人を派遣する。

 また、 特命教授クラスの非常勤指導医を週1回程度派遣し、 診療しながら、 プログラムで派遣されている中堅医師や若手医師らの指導にあたる。 非常勤指導医は、 「3人以上」 を派遣する。

 同病院は、 08―11年にかけ、 同プログラム (5人) で循環器内科、 消化器内科、 消化器外科、 整形外科、 放射線科の医師の派遣を受けたことで、 診療機能が一部回復した。 中核的な病院としての診療回復に至っていないことから延長する。

 

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