丹波市長給料月20%減へ 上司も減給処分 公金横領で市会に提案

2013.09.08
ニュース丹波市

 丹波市は9月6日開会の市議会定例会で、 市職員の公金横領事件を受けて市長の10月給料を20%相当減額する条例制定案を追加提案した。 所管の常任委員会に付託された。

 男性係長が青垣総合運動公園のスイミングスクール受講料など約2000万円を着服した事件に対する管理監督責任をとり、 市長の給料月額20%相当、 副市長の給料月額10%相当を減額しようとするもの。

 また、 市は8月28日付で、 同様に管理監督責任をとり、 係長の上司にあたる上本善一まちづくり部長を1カ月 (9月分) 10%減給、 吉田克則市青垣支所長を2カ月 (9、 10月分) 10%減給とした。 5日に市議会に報告した。 市職員課によると、 係長が過去に所属していた部署も調査した結果、 他の職員の関与はないと判断した。

 

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