井戸知事が柏原病院を訪問

2008.08.15
丹波の地域医療特集

 県立柏原病院再生対策本部が同病院再生プランを策定したのを受け、 井戸敏三県知事が12日、 同病院を初めて訪れ、 内田貞雄・丹波県民局長や、 酒井國安・同院長ら病院幹部と意見交換した。 井戸知事は 「激励に来た。 市民の信頼を回復するためにも再生プランを着実に実現することが大事だ」 と述べた。
 再生プランは、 医師確保策として▽神戸大学から派遣を受ける▽他の県立病院から当直応援を受ける―などの内容。 井戸知事は記者会見で、 同プランへの評価として 「やれることをあげたものになっているが、 1つひとつ具体化することが機能回復につながる」 とした。
 また、 神戸大学が提案した、 県立柏原病院と柏原赤十字病院の統合新病院構想については 「案の1つではあるが、 しばらくは話題にならない」 との見解を示し、 「柏原日赤とはもっと緊密な連携がとれないか、 考えてほしい」 と話した。

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