篠山天文同好会の青木さんから、「太陽めがね」を分けていただいた。大和科学教材研究所というところが作っている理科用のもので、1個60円とのこと。22日に起こる日食をたくさんの人に見てほしいと、青木さんは太陽めがねを400個購入し、国立天文台のホームページ資料とともに配って回っているらしい。 丹波地域で見られるのは「部分日食」。午前11時すぎがピークで、8割ほど太陽が欠けるそうだ。 青木さんと知人の井塚さんは、「皆既日食」が見られる小笠原諸島方面へのツアーに参加する。お2人とも少年時代からの天文ファンとか。今回初めて皆既日食を見る井塚さんいわく「太陽の周りに広がるコロナ(白光)はこの世で一番美しいものの一つとされていて、腰を抜かして立てない人もいるらしいですよ」。そんなん聞いたら私も見たい! 天文のロマンを普段から解していない私がツアーに行くのはブタに真珠というものだけど、今回はぜひ丹波で「木もれ日日食」を見てみたい。木もれ日や小さな穴(クラッカーでも)を通した光が欠けた太陽の形になるらしいですよ。 (徳舛 純)