母校で講演会

2013.10.26
未―コラム記者ノート

 先日わが母校、今田小学校でPTA研修会があり、児童と保護者合わせて約130人を前に、講演をさせていただいた。PTA会長から依頼を受けたとき、正直迷ったが、日頃から「仕事が忙しくて」を言い訳に、ほとんど村付き合いができていない後ろめたさもあって、「やらせていただきます」と腹をくくった。
 講演会の演題は「篠山にくらす生きものたち」。私がこれまでに篠山市内で撮りためてきた動物や風景などの写真をプロジェクターで映写して、写真に対する解説やエピソードを紹介していった。講演会のねらいは、「命の大切さ」「郷土愛」。多様な生きものの営みを通じて、「地域の魅力再発見」につながれば、という思いを込めた。
 どこまでその思いが伝わったのかは知るよしもないが、子どもたちは写真が切り替わるたびに、「わあー、すげー」「きもー(気持ち悪い)」と声をあげるなど、すこぶる良い反応。楽しんでくれていたようだ。
 わずかではあるが、地域のお役に立てたことと、子どもたちの笑顔にいやされ、心地よい達成感を味わえた。(太治庄三)
 

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