篠山市 市名変更問題で意見交換 8月30日、市民センターで

2017.08.24
市名変更問題特集

 兵庫県篠山市の市名変更問題で、市名の現状維持を望む市民有志が、8月30日午後1時から篠山市民センター(同市黒岡)で意見交換会を開く。世話人代表の梶原周逸さん(81)=同市西岡屋=は、「広く意見を聞きながら、今後どのような取り組みをすればよいかを考えていきたい」と話している。

 梶原さんら市民8人は、市名変更に反対の立場をとる市民の声を聞こうとこのほど行われた、市会議員による聞き取り調査に参加。これを機に市名変更反対に賛同する声が寄せられた。「市名変更を要望している団体は幹部だけで話し合って決めている」「『丹波篠山産』の産地表示は問題なく使えるのではないか」といった声が多かったという。

 これを受け、多くの人が集まって広く意見を聞く場を設けようと企画した。梶原さんは、「市名変更に賛成の意見も含め、広く意見を聞き、今後の動きを決めるところまでもっていきたい」と話している。梶原さん(FAX079・552・6213)。

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