【高校野球】20日の準決勝で明石VS履正社 エースは同郷、大舞台で対決なるか

2019.08.18
ニュース丹波市丹波篠山市地域

夏の甲子園準決勝で相まみえる明石商業の中森君(右)と履正社の清水君

甲子園球場で行われている「全国高校野球選手権大会」で18日、ベスト4が出そろった。20日に行われる準決勝第1試合でぶつかる明石商業(兵庫)と履正社(大阪)。明石商業の中森俊介投手(2年)と履正社の清水大成投手(3年)はともに、兵庫・丹波地域(丹波市、丹波篠山市)の出身。同郷の両エースが大舞台で相まみえるか。

清水君は176センチ、73キロで、キレのいい直球とスライダーが武器の左腕。丹波市立氷上中学校、丹波篠山市を拠点にする硬式チーム「ベースボールネットワーク」の出身。

中森君は181センチ、79キロで、1年生から甲子園を経験した右腕。同県丹波篠山市立篠山東中学校の出身。

清水君は夏の甲子園で初戦の霞ケ浦、2戦目の津田学園、3戦目の高岡商業、準々決勝の関東第一と、全試合に先発。一方の中森君は、初戦の花咲徳栄に先発し、2戦目の宇部鴻城戦には登場せず。準々決勝の八戸学院光星では7回から救援し、自己最速の151キロをマークした。

農業が盛んで、阪神間から1時間~1時間半という距離で隣接する両市に育った2人のエース。同じチームに所属したことはないものの、地元では”丹波っ子”の活躍に熱気が高まっている。

清水君は準々決勝の勝利で中森君との対戦が決まり、「(中森君は)2年生とは思えない安定感がある」と語り、「(自分は)変に意識せず投げる。チームが勝つことが大事なので」と冷静に語っていた。

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