「麒麟がくる」PRで週4”まつり” 光秀激戦地の資料など 子ども向けにはゲームも

2020.01.11
ニュース丹波篠山市地域明智光秀と丹波地域歴史

八上城や波多野秀治関連の展示会を開いている「八上城まつりの会」=2019年12月22日午後零時5分、兵庫県丹波篠山市西本荘で

戦国武将・明智光秀を主人公に、19日から放送が始まるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に合わせ、光秀が激戦を繰り広げた八上城跡がある兵庫県丹波篠山市西本荘の「里山工房くもべ」で、住民有志でつくる「八上城まつりの会」が、八上城や城主だった波多野秀治の関連資料を展示する「八上城まつり」を週4日、開いている。3月末まで。月に2回は、子ども向けのゲームコーナーや、映像コーナーを設け、スタッフが常駐して展示物を説明している。

「麒麟がくる」を契機に、八上城や波多野秀治、丹波篠山市を市内外にPRしようと企画した。

市教育委員会から借りた八上城跡の歴史地図や、秀治の菩提寺「誓願寺」(同市魚屋町)が所蔵する肖像画のコピーのほか、八上城や秀治の説明文を常設展示している。

3月までの第2、4日曜は、八上城を登山口から登った時に見える風景映像や、ドローンで撮影した映像などを盛り込んだ「八上城ライブラリー」(22分)を放映している。

子どもたちにも楽しんでもらおうと、ゲームコーナーを月替わりで開設。初回の12月8日と、22日には、ラジコンカーを使って、秀治対光秀チームが対決する「サーキット合戦」を行った。

常設展示は毎週金、土、日、月曜の午前11時―午後4時。入場無料。

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