ため池の中で翼を広げるコウノトリ。住民は「まるで神楽のよう」＝2021年8月31日午後4時56分、兵庫県丹波篠山市坂本で

兵庫県丹波篠山市坂本地区に31日、雌雄のコウノトリが飛来。田畑やため池でエサをついばむ姿が見られた。地域住民らは、「珍しい鳥が見られた。良いことあるかな」と笑顔で話している。

県立コウノトリの郷公園（同県豊岡市）のホームページで足環の色を照会すると、いずれも豊岡市で巣立った識別個体番号「J0284」（オス）と「J0263」（メス）とみられる。

並んでパクリ

近くの男性は、「遠目ではサギかと思ったけれど、コウノトリでびっくり。翼を広げると、とても大きくてダイナミック」と目を丸くし、「翼を広げて歩いている姿は、まるで神事の神楽を見ているよう。地域が幸運になればええなぁ」と期待を寄せていた。