黒豆で黒ビール 「和食に合うクラフト」第2弾 すっきりした味わい

2023.01.08
地域観光

オリジナルビール第2弾として発売を始めた黒ビール「黒豆スタウト・クロハチ」をPRする山下社長(右)と「魚菜うえぱら」の上山店長=兵庫県丹波篠山市中野で

兵庫県丹波篠山市中野の「丹波ささやまホロンピアホテル」が、同市特産の黒豆を使った黒ビール「黒豆スタウト・クロハチ」を新発売した。昨年2月に発売した市内産コシヒカリを加えた「ササヤマエイト・エスハチ」に続く第2弾。「和食に合うクラフトビール」をコンセプトに料理人目線で造った。クロハチも軽めのテイストで、料理と一緒に楽しめる味わいだという。

副原料として、炊いた黒豆と、黒豆を煮出した黒豆茶を含む。本来は苦みや風味が強い黒ビールの一種「スタウト」だが、和食に合う黒ビールを造ろうと、ゆるやかに発酵させるラガータイプに仕上げ、すっきりとした味わいにした。同市福住の「丹波篠山・旅路のブルワリー」で醸造した。

同ホテル内の「魚菜うえぱら」の上山兼治店長(39)は「地元食材を使ったビールを楽しんでいただければ。ぼたん鍋などの肉料理に合いますよ」とPRしている。

330ミリリットル750円。小田垣商店、米忠酒店、篠山食料品店で販売。同ホテルの「魚菜うえぱら」「ごちそう家はなぱら」で生ビールとして提供している。

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