古民家でビアガーデン ジビエと地ビール堪能 地元の「おいしい」ぎゅっ

2023.08.08
たんばのお出かけ情報丹波篠山市地域

「夏の疲れを癒やしに、ぜひ」。ビアガーデンをPRする梅谷さん(左)とスタッフ=兵庫県丹波篠山市大藤で

兵庫県丹波篠山市の最東部に位置する大藤集落の梅谷美知子さん(39)が同集落で古民家レストラン「うめたんFUJI plus」をオープンし、そのPRを兼ねた夏限定のイベントとして、ジビエ料理とクラフトビールがランチタイムに楽しめるビアガーデンを始めた。梅谷さんは、「この夏、一番おいしいものを提供したい。丹波篠山の山の恵みに、愛情込めて育ったおいしい野菜、地元のクラフトビールと、丹波篠山のおいしいを詰め込んだビアガーデン。夏の疲れを癒やしにぜひ」と来店を呼びかけている。9月3日まで。

同レストランは、2019年9月に開業した農家民宿「うめたんFUJI」の2号店という位置づけ。同民宿から東へ約200メートルの古民家を改修した。

ビアガーデンは、120分間の飲み放題に送迎が付いて1人7500円(市民は500円引き)。

昭和の風情が懐かしい緑深い農村風景が堪能できる屋外のテラスと、エアコン完備の室内を選択でき、テラス席では自身で七輪を使い、焼いて食べる。室内は10人収容のテーブル席と、8人収容の座敷がある。

メイン料理は、鹿肉ロースト、地鶏の米こうじ焼鳥など。前菜は、夏野菜グリル、野菜のピクルス、カポナータ、フライドポテト、枝豆(丹波篠山デカンショ豆)など、食材は旬の丹波篠山産にこだわる。締めには、うめたんFUJI名物、猪肉のボロネーゼパスタを提供する。

クラフトビールは、丹波篠山ジグザグブルワリー(同市福住)と丹波路ブルワリー(同市北)のいずれも丹波篠山の地ビールを用意。このほか、ラガービール、ワイン、サワー、カクテル、日本酒、焼酎もそろえている。

「のんびり、リラックス」がコンセプト。17年に、地域おこし協力隊として丹波篠山に移り住んだ梅谷さん。移住前に、東京のベルギービールのレストランに勤務していた経験から、「こんなお店だったら行ってみたい」を再現したという。

送迎は大人10人まで。予約制(祝日を除く月曜定休)。詳細はホームページ(「うめたんFUJI plus」で検索)。

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