高校生が黒枝豆栽培 日照りやカメムシと格闘 23、30日に販売

2023.10.22
地域買う食べる

「多くの人に味わってほしい」。実習農場で収穫したての黒枝豆を手にする篠山東雲高校の2年生=2023年10月19日午後4時10分、兵庫県丹波篠山市福住で

兵庫県立篠山東雲高校の生徒が23、30の2日間、一本杉販売所(同県丹波篠山市安田)で、同校の実習農場で栽培した黒枝豆を販売する。各日午後1時15分―2時50分。なくなり次第終了。

販売実習の一環。さや取りの状態で400グラムを600円(税込み)で販売する。

2年生のアグリプロダクト類型を選択している11人が中心となり、約15アールの実習農場で栽培した。同校によると、今年は花の時期に、水不足や高温にたたられて収量は落ちたが、品質は問題ないとしている。

栽培に励んだ生徒の一人、押田豊樹さん(2年)は、「日照りやカメムシと格闘しながら、みんなで協力し合って育てた黒枝豆。多くの人に味わってほしい」と話している。

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