「丹波のすぐれもの」 6件が大賞に アートフレームやバレルサウナ

2024.02.09
ニュース丹波市丹波篠山市地域地域注目

今年度の「丹波すぐれもの大賞」の受賞者が発表された。兵庫県丹波県民局が創設した賞で、13回目。革新的で高い技術により開発された製商品を対象にした「きらめき部門」、丹波地域の特色を生かした食料品類の「わくわく部門」、地域資源を活用し観光や交流を促進している「ときめき部門」の3部門があり、計6件が同大賞に選ばれた。受賞したのは次の皆さん。

リ:アース

▽大地農園(丹波市山南町)=「リ:アース」。プリザーブドフラワーの生産で世界トップシェアを誇る同社の加工技術を凝縮した製品。プリザーブド・グリーンを使ったアートフレームで、オフィスなどの壁面を飾る。オフィスにいながら森林や公園の雰囲気が感じられる。

バレルサウナ

 

 

 

▽FORESTグループ(丹波市青垣町)=「兵庫県産材100%使用のバレルサウナ」。壁、扉、ベンチ、スノコなど、木製部分は兵庫県産の無垢材を100%使用。“木の地産地消”を目指して森林の6次産業化を実現するグループ3社により製造・施工し、販売ルートを確保している。

 

オリジナル簡単軽量ランドセル

 

▽マルスバッグ(丹波市柏原町)=「オリジナル簡単軽量ランドセル」。右手に障がいのある孫のために開発。軽くて片手で簡単に開け閉めができ、肩からずれ落ちない胸ベルト付きのランドセル。

 

 

 

 

 

コベクロ丹波黒納豆

▽コベクロ(丹波篠山市)=「コベクロ丹波黒納豆」。日置産の波部黒大豆を育て上げた先人の取り組みを顕彰し、利活用するため、神戸大学篠山フィールドステーションと共同開発した。納豆にすることで、黒大豆のうま味がより感じられやすい商品になった。

 

 

 

 

黒枝豆ようかん

▽梅角堂(丹波篠山市)=「黒枝豆ようかん」。さやなどの外見が一定の基準に満たなかった規格外品の丹波篠山産の黒枝豆を使用。関西の学生が企画し、老舗和菓子屋が商品化した。

 

 

 

 

 

ご当地ラーメン

▽丹波市観光協会=「ご当地ラーメン開発・普及による観光PR事業」。黒井城主の赤井悪右衛門直正をイメージし、地元食材を活用して開発したラーメン。飲食店での実食用「丹波の赤鬼らーめん」、土産品用「悪右衛門らーめん」を普及させ、観光入込や交流人口の拡大を目指している。

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