”おひな様”ずらり 「雛めぐり」華やかに 手作りのつるしびなも

2024.03.23
地域注目

ひな人形とつるしびながずらりと並んだメイン会場のかいばら一番館=兵庫県丹波市柏原町柏原で

ひな人形やつるしびなを飾る「丹波かいばら雛めぐり」が、兵庫県丹波市柏原町市街地の13会場で行われている。かいばら一番館、たんば黎明館、柏原藩邸といった風情ある観光スポットを中心に、町の中が華やかな雰囲気に包まれている。31日まで。

メイン会場のかいばら一番館には、20ほどのひな人形がずらりと並び、階段をひな段にした演出も。150以上のつるしびなも飾られ、会場を一層華やかにしている。住民有志らがこつこつと手作りしたつるしびなは、ハト、ウサギ、ブドウなどさまざまな形をしており、見る人を楽しませている。

妻、4カ月の長女と3人で同県加東市から訪れた男性(26)は、つるしびなをバックに長女と写真を撮り、「インスタ(グラム)用と、思い出に」と笑い、「(丹波市青垣町で開かれている)『丹波佐治福寄せ雛』に行って、この催しを知った。初めて来たが、とてもきれい」と笑顔だった。

関連イベントとして、23日午前10時から柏原藩邸で雅楽演奏会、23、24日には「雛めぐり街歩き」や写真撮影会、30、31日にはスタンプラリーなども開かれる。

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