古いお札やお守り、しめ縄飾りなどを納める柏原八幡宮(兵庫県丹波市柏原町柏原、千種太陽宮司)の納札所に、人形や使い古した財布、写真や年賀状など、納札所で受け付けていないものが多数入っており、同八幡宮が困惑している。千種宮司(42)は「悪気がない人がほとんどだと思うが、納札所はごみ箱でも、ごみ処理場でもない。大変、苦慮しており、悲しい気持ちになっている」と話している。
納札所は本殿近くにもあるが、石段を登るのが難しい人のために麓にも設置している。氏子の協力により、年明けに納められたものを境内でたき上げた際、人形や古い財布、祝儀袋、写真、年賀状、中には位牌や骨壺が入れられているのが見つかった。今年に限ったことではなく、受け付けていないものが入っているのは以前からという。心情的に“ごみとして捨てにくいもの”が入れられる。
千種宮司は「神社によって、納札所に納めてもいいもの、納めてはいけないもののルールは違うので、分からない場合は各神社に問い合わせてほしい」と前置きした上で、同八幡宮で納めていいものは▽寺社のお札・お守り(他の神社のものも可)▽しめ縄飾り(燃えにくいため橙(だいだい)=みかん=は外す)▽寺社で授与された縁起物(熊手など燃えるもの)―とする。
一方で、納めてはいけないものとして▽鏡餅▽位牌▽仏具▽人形―などを挙げる。ただ、同八幡宮でお祓いすれば、神棚や人形、写真なども受け付けるという。
千種宮司は「どうかルールを守って納めてほしい。ただ、神社側の発信不足もあるので、今後、広報に力を入れたい」と話している。



























