夏休みもあと10日ほどとなり、猛烈な暑さが少し落ちついたかにみえるが、まだまだ注意が必要だ。昨夏は、命に危険のあるレベルの猛暑だったため、丹波地域では、夏休みの地区水泳の時間帯を、今年は午前中のみに変更した小学校が多くあった。
お盆前までの地区水泳が終わってみると、ほぼ予定通り実施した学校があった一方、環境省の「暑さ指数」を基準にし、数回しか実施できなかった学校も。PTAと学校の考え方により、同じ条件の日でも、実施する、しないと分かれた。
子どもたちをプールで元気に遊ばせてやりたいが、気象が昔とは変わってきており、いろいろと神経を使わなければならない面が出てきているのも事実。天候の変化は暑さ、雨ともに激しさを増しているように感じられ、予報をにらみながら注意して対応するしかない。
とはいえ、もし地区水泳がなくなったら、日中保護者が家にいない家庭は、子どもの日々の過ごし方について今より考えなければならないだろう。地区水泳を今後どうしていくかは、しばらく模索が続くと思われる。(古西 純)