こども新聞(本日号5・6面)の企画で、丹波市に来ているALT(外国語指導助手)に、出身国のクリスマスの過ごし方を語ってもらった。カナダ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス出身の7人で、南半球も含めて共通点が多く、日本は独自路線なのだなと改めて思った。
日本では、カップルのイベント、子どものいる家族向けにはサンタクロースとケーキのイメージが強いのではないかと思うが、これらの国では、家族が集まってごちそうを食べて過ごす、1年で一番大事な日らしい。最近は宗教に関係なく祝うという話も出て、日本でいえば、お正月のような位置づけとか。
知人らに取り寄せてもらった海外のクリスマス風景の写真を見ると、ツリーの下や暖炉の周りにはプレゼントの山。テーブルの飾り付けはレストランのよう。日本のお正月の準備は昔と比べると簡略化になっているが、海外のクリスマス準備はどうなのだろうとふと思った。年末年始のイベントシーズンを楽しみに、目前の新年号制作を乗り切りたい。(古西 純)