今年も終わるから

2007.01.31
未―コラム記者ノート

 2004年もいよいよ暮れる。編集部では先週、来年1月1日に発行する「元日号」の編集作業が終わった。今年のテーマは「元気」。あっと驚く豪華ゲストが企画ページに登場しているほか、今年好評だった読者プレゼントもあるのでお楽しみに。 先日、年末恒例の記者座談会が行われた。本紙の見出しをもとにした年表に目を通すと、上半期には丹波町の鳥インフルエンザが発生、下半期には台風の傷跡も生々しいうちに丹波市が船出などなど。本当に激動と波乱に満ちた一年だった。農作物が軒並み不作だった昨年の座談会で「来年はよい年に」と話したが、今年もこの言葉を使いたくなってしまったのが残念だ。 2005年は、丹波地域が篠山市・丹波市の2市体制になって始まる最初の1年となる。篠山市はハードからソフトへと、市政の「第二段階」への移行期で真価を問われ、丹波市は合併協議で調整しきれなかった「宿題」に追われるのか。まとめられた座談会からは、そんな予想図が浮かび上がってきた。 いずれにしてもあと5日。落ち着いたら今年の自分を振り返り、来年への糧としたい。(古西広祐)

関連記事