心機一転

2007.01.30
未―コラム記者ノート

 年度始めの4月、巷にはいろんな「新顔さん」があふれている。各学校の新1年生、会社、事業所の新入社員などなど。かくいう私も、その一人。今月から篠山支局の一員になった。 異動が決まってまず用意したのは、市全域の住宅地図。公共施設の位置は大体把握しているが、個人宅を訪れることも多いため、取材したい人がどこに住んでいるか分かる住宅地図はありがたい。 続いて必需品の名刺を調達。出会う人全てが「初めまして」なので、手持ちの枚数ではとても足りない。とりあえず200枚印刷してもらった。 最後のチェックは、「昼食のおいしいお店」。独身者にはこれが結構大問題。毎日のことなので値段も大事なポイントだ。とりあえず前任者に、愛用していたお店をいくつか紹介してもらった。 装備も兵糧も整え、さあ記事探し。さっそく地縁をいかそうと旧丹南町出身の祖母に地域の特徴を聞いたところ、「うちは大山のことしか知らん」とばっさり。やっぱり記事は自分の足で探さないと、と気持ちを入れ直した。入社5年目の新天地。新人の気分で一からがんばります。(古西広祐)

関連記事