青垣町東芦田の「江古花園」にあるハス園と、春日町柚津のヒマワリ農園のまつりを取材した。どちらの花もちょうど見ごろを迎えており、観光客で大にぎわい。その様子を収めようと、こちらも園に入って、流れる汗をふきながらシャッターを切った。 黄色の花が揺れるヒマワリ農園は、昨年に続いて2年目の企画。桃色や白色の花と、葉の緑との対比が美しいハス園は、今年が初めての開園となる。夏の丹波の風景に、新たな色彩を加えてくれる場所が増えつつある。園の整備や運営に力を注いでおられる地元の人たちには、頭が下がる思いだ。 現地で聞いたところ、ハスもヒマワリも、もう少し見ごろが続くという。園内に広がる花は、一見の価値あり。暑さに負けず、出かけてみてはいかがだろうか。 さて、いよいよアテネオリンピックが近づいてきた。メディアは連日、遠い海の向こうにいる代表チームの動静を報じている。水泳、サッカー、柔道、野球などなど、注目競技は数え切れない。日本選手団が、世界の強豪相手に、笑顔の花を満開にすることを祈っている。(古西広祐)