祭り支える若者

2007.01.31
未―コラム記者ノート

丹波篠山デカンショ祭がいよいよ15日に開幕する。去年、当社の連に初めて参加し、競演会、総踊りを体験した。軽い気持ちで参加してみたが、たくさんの人と一緒に踊っているうちに、最後は、知らなかった歌詞を大声で歌いながらデカンショ節に酔っていた。今年で52回目となるデカンショ祭。今年は篠山市制5周年を迎えたこともあり、さらに「市民の祭典」として位置付け、多くの市民が関わるようだ。今年は、特に多くの若者が祭りに参加する。市民のサークルやバンドが披露する、今年2回目のロマンステージでは、篠山鳳鳴高校の放送部の生徒が司会進行を務める。演劇部員でもあるこの生徒たちは、「演劇部での練習の成果も舞台で生かしたい」と意欲十分に話していた。ロマンステージでは、よさこい踊り、ロック、ダンスなど若い人が熱い踊りや歌声を披露してくれるだろう。また、中学3年生のボランティア約100人が祭りを支える。前日には祭りに必要な備品を運ぶなどの準備や、当日はパレードや競演会での整列を誘導し、祭りの後片付けも行う。祭りの表裏を知り、ふるさとを盛り上げる心につなげてほしい。(坂井謙介)

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