街が輝くX’マス

2007.02.01
未―コラム記者ノート

 あちらこちらで、夜のイルミネーションが街を照らし、クリスマスムードも高まってきた。クリスマスに向けた行事も目白押し。子どもたちは、飾り付けした大きな靴下を作り、プレゼントを待つ。手作りのリースや飾りを目を輝かせながら作っている。学校や地域の行事などで一足早いサンタクロースが来たところもあるのでは。 大人たちも同様、自分なりのデザインでイルミネーションを飾り、歌が好きな人はクリスマスソングを口ずさんでいるのでは。また料理が好きな人は、クリスマスメニューを考え、ケーキやデザート作りに真剣だろう。 不景気と言われながらも、この時期は、街も人の心も元気になっているのだろう。誰かが誰かのことを思い、その誰かを違う誰かが思っている。世代を越え、地域を越えて、誰もが自ずとどこかで参加しているイベントがクリスマス。 各地で地域のみんなが参加できるまちづくりの活動がたくさん行われているが、「贈り物」「光」「歌」「食」「物語」など、クリスマスというイベントには街を、人を輝かせるいくつものヒントがあると思う。(坂井謙介)

関連記事