先日、掲載紙を送った明石の方から手紙をもらった。GW向けの特集で訪れた神戸布引ハーブ園で、写真モデルをお願いした若い女性と姪っ子さん、さらにその母親からのものだった。 丹波新聞という初めて聞くローカル紙に、たまたま写真が載っただけなのに、丁寧な対応におどろいた。ふだんからふとした出会いを大切にする人たちなのだろう。女の子の手紙の内容からは、おばとの仲の良さが伝わってきた。女性は妊婦さんだったが、もうすぐ赤ちゃんも加わってさらににぎやかになるだろう。 女性の手紙には、結婚まで生まれ育った神戸が大好きなこと、ハーブ園は何度も訪れていることなどが書いてあり、「新聞を読まれた皆様に楽しい思い出を自慢の神戸でつくってもらえればこの上なくうれしい」とあった。市民が心を込めたまちの宣伝をすれば、自然に魅力が伝わる。体温が感じられる口コミの力は結構大きいもの。丹波もこうした方法で売り出していければ、「行ってみようかな」と思ってもらえるだろう。 ちょっとしたお礼も手紙だと一層うれしい。いろいろなことを見習いたいと思った。(徳舛 純)