5月から6月にかけては団体や会社の総会シーズン。会長や役員が交代した団体も多かった。 篠山市商工会と観光協会の新会長は50歳前後。商工会の副会長2人も同年代で、40代と50代のちょうど境目の年代ぐらいがトップにいる。 篠山市は数年前から市長、市議会議員らも若返っており、市の取り組みを中心に担っている世代は今や40、50歳代といえるかもしれない。 就任1年の足立議長(50歳)に先月インタビューした際、議員平均年齢が10歳以上若返った影響について尋ねると、「若いのでフットワークが軽くなり、活動が活発になっている」とのこと。現役世代から出てきているので、いろんな団体の市民の声が届きやすくなったのでは、とも話しておられた。「ただ…」と足立議長。「ちょっとフランクすぎるので、全部が軽々しくなってはいけないと思っているが難しい」。 足立議長は一般の議員時代、議長室には1度しか入ったことがなく、議会というのはとても怖い存在だったそうだ。世代が変わるということは、まず雰囲気が変わるということなのだろう。 (徳舛 純)