娘の中耳炎

2010.12.01
未―コラム記者ノート

 5歳になる娘が、中耳炎を患い苦しんでいる。夜、寝静まるころになると激しく痛み出すようで、体をよじらせながら大泣きをする姿が痛々しい。9月から通院しているが、治ってはまたぶり返す始末。これで3度目の再発だ。医者いわく「中耳炎になりやすいぶよぶよとした鼓膜をしている。音も聞こえづらいのでは」とのこと。 私も小学5年生ぐらいまで、冬に風邪をひくと、もれなくこの中耳炎を発症していた。あまりの痛さに寝られず、夢とも現実とも区別のつかない長く辛い深夜の時間を過ごし、泣き疲れて気がつけばいつの間にか朝だった、という経験を毎年のように味わってきた。こんな昔話を妻にすると、「私はもっとひどくて、溜まった膿を出すため、鼓膜を切開したこともあるで」となんだか得意げ。こんな2人の間に産まれた娘なので、中耳炎を避けて通れるはずはない…。 今現在は、治療の甲斐もあり落ち着いてはいるが、またいつ再発するかと、夫婦でひやひやしながら見守っている。0―5歳児までに多いと聞くこの病気。読者のお子さんやお孫さんは大丈夫ですか?(太治庄三)

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