子どもを笑顔に

2013.01.31
未―コラム記者ノート

 山南、柏原の子育てセンターの企画で、KANSAI子ども研究所所長の原坂一郎さんの講演会があり、取材と自分の勉強を兼ねて聞かせていただいた。
 原坂さんは、神戸市で23年間保育士をし、現在は子どもコンサルタントとして活動している方。ラジオパーソナリティもされているとあって、子育ての悩みを優しく受け止めてくれるような語り口で、つい涙が出そうになった。
 原坂さんいわく、子育てがうまくいくたった2つのルールとは、子どもを「認める」ことと、「笑顔にする」ことだそう。「認める」のは、容姿、性格、行動、言葉の全て。また1日30回、子どもを笑顔にできれば、いい大人になると言われていた。30回といっても1回3秒、1日1分半でいいとのこと。講演を聞いてから、一緒にいる時間は少しでも娘(1歳)を笑わせようとあれやこれやするようになった。
 「世界で一番我が子の笑顔を見られる人はお母さん」「子どもの頭の中の50%を占めているのはお母さんのこと」。「お母さん」をさせてもらっていることを励まされたようなお話だった。(古西 純)
 

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