丹波市の今年の新成人は818人。皆様、おめでとうございます。
自分が20歳の時を振り返ると、「成人した」という意識はほとんどなかったように思う。大学も2年生の途中だったし、節目という気持ちにはなっていなかったな…と振り返りながら、丹波市成人式を取材した。
今年は、新成人代表1人のほかに4人が「二十歳の今」と題して近況と夢を語った。丹波市の若者活性化グループと共同で初めて企画されたそうだが、それぞれの真剣な思いが伝わってきて感動した。耳を傾けていた新成人の心には何かが響いたのではないかと思う。
しかし会場全体の雰囲気はざわざわと騒がしく、残念ながら一部の出席者が大きな声を出して迷惑を掛けている場面もあった。
せっかく丹波市の宝が何百人も集まる機会なのだから、雰囲気のいいPR映像ビデオを作るなどもうひと工夫して、丹波市の魅力を若者にクールに伝え、将来Uターンを考えるきっかけになるような企画を今後考えられないものかなと思った。(古西 純)