「英語を話せたら」

2013.08.17
未―コラム記者ノート

 柏原高校で行われた、英会話の集中講座「英会話合宿」を取材した。中高生の英会話でのコミュニケーション能力を高めることを目的に行われた。
 日本語をしゃべってはいけないというルールの下、何とか英語で思いを表現しようと悪戦苦闘している生徒も見かけた。私も先生に「記者さんも英語だけを使ってくださいね」と笑顔で言われ、冷や汗をかいた。だからといって、できないものはできないので、日本語で取材させてもらった。
 中学生時代、英語は得意科目だったが、高校に入ると次第に苦手になった。「英語を話せたらなぁ」とは思うのだが、苦手意識が強くて特に何もしないまま数年が過ぎた。
 それでも日常会話くらいはできるようになりたいと、「英会話の9割は中学英語で通用する」などとうたった本を見つけて読んだり、英語に耳を慣らそうと、英会話のCDを聞いたりしていた。
 いつの間にか、その本もほこりをかぶり、CDも音楽のものに変わってしまった。ただ今回の取材で、中高生に触発されて、また本を読み始めた。長続きするようにがんばります。(田畑知也)
 

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