お盆が近づき、夏祭りの季節が到来した。先日、一日だけで4地区の夏祭りを”はしご取材”した。どこの地区もそれぞれに工夫を凝らし、特色を出されていたことに感心。今日のこの日を迎えるまでの計画や準備にはさぞかしご苦労があったのでは、と陰の奮闘に思いを馳せながら祭り会場を巡った。
さて、15・16日には篠山の夏の風物詩「デカンショ祭」が盛大に催される。活気のある屋台村に、木造組み立て式では国内最大級の大やぐら(高さ8・7メートル)を中心に幾重にも広がる踊りの輪。誰が言ったか知らないけれど、デカンショ祭の”熱闘甲子園”の異名を持ちデカンショ踊りのうまさを競う「競演会」では、連を組んだ踊り子たちのエネルギッシュな踊りが披露される。両日合わせて2000発の打ち上げ花火も見もので、打ち上げ場所から会場までの距離の近さが”売り”。目の前で大輪が開く様は圧巻だ。
私も当日、出向くが、それは取材のため。純粋には楽しめないが、祭りの臨場感を紙面で伝えられるよう、頑張ります。それでは読者のみなさん、当日、会場でお会いしましょう。(太治庄三)