ひそかな挑戦

2013.10.31
未―コラム記者ノート

 最近、ひそかに心掛けていることがある。お箸の正しい持ち方だ。今まで私は、いわゆる「握り箸」に近い持ち方をしていたが、何とか直そうと特訓中だ。ちなみに私、28歳です。
きっかけは、最近立て続けに数人から「お箸の持ち方がおかしいよ」と指摘されたことだ。「東京オリンピックも決まって、海外の人がたくさん来日するし、日本人として正しい持ち方をしなよ」と言われた。これまで「今さら直すのも面倒だな」と避けてきたが、これを機に矯正にチャレンジすることとした。
お箸の製造販売を行う「兵左衛門」(福井県)によると、「身長の15%」が、ちょうど良いお箸の長さになるらしい。身長170センチの私だと、25・5センチということになる。また、「手の親指と人差し指を直角に広げ、その指先を結んだ長さの1・5倍」という測り方もあるようだ。調べてみると奥が深く、おもしろいものだ。
ネットで得た情報をもとに、持ち方の矯正に挑戦しているが、指や腕の筋が痛いので、食事の時間が少し憂うつだ。正しい持ち方になるまでは、少し時間がかかりそうだ。(田畑知也)
 

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