ABC迫る

2014.02.27
未―コラム記者ノート

 3月2日、「第34回篠山ABCマラソン大会」が号砲を迎える。2年ぶりにエントリーしている私の心境を正直に言いたい。
 初めて出場した31回大会では30キロ付近で無念のタイムオーバー。翌年の32回大会はコツコツと練習した結果、なんとか完走することができた。33回大会はエントリーに遅れて出場できず。そして、34回大会へ。
 一度、完走してしまい、次の大会に出場しなかった私は、心も体もなまりきっている。その状態で42・195キロに挑むことが怖い。そして、わかっていながらどこかで「何とかなるんちゃう」と思っている自分も怖い。
 それから、大会が迫っていることを忘れようとビールのプルトップを引き、そして、後悔する。悪循環である。
 過去2度の大会を思い出すと、しんどさと足の痛さで背筋が寒くなる。でも、道路を埋め尽くす1万人のランナーと沿道で声援を送ってくださる人たちを思い出して気分が高揚するのも事実。
 あー怖い。でも楽しみ。本番まで残り3日。どうなることやら。(森田靖久)
 

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