氷上町谷村の「里山ごんげんさん」と、春日町下三井庄の「大路こどもの森」へ取材に出かけた。新緑の森は気持ちがいいだろうな、と思っていたら本当に気持ちがよかった。
「里山ごんげんさん」は、野遊びのベテラン、70歳代のボランティアのみなさんが遊びを見守って下さっている。
ここで、ハプニングに遭遇した。「あ、ヘビや!」と子どもたち。わらわらわらっと集まってくる。男性スタッフが棒を持ってきてヘビを引っかけ、「これも勉強」と言って、子どもたちとヘビと記念撮影してから奥の方へ逃がしてくれた。
一方の「大路こどもの森」は、現役の親世代が中心になって近年整備された場所。建築士のアドバイスで建てられた、ちょっとおしゃれな雰囲気も漂うツリーハウスで、一人物思いにふけっているような男の子や、ターザンロープをまさにターザンのように乗りこなしていた小さい女の子もいた。
子どもたちが大きくなった時、森遊びがどんな思い出として残っているのか、機会があれば将来聞いてみたい。(古西 純)