GWのひととき

2014.05.10
未―コラム記者ノート

 あっという間のゴールデンウイークでしたね。皆さんはいかがお過ごしになられたのでしょうか―。
 我が家では恒例の田植え。耕作面積が小さいため、1年に1、2日だけの作業ということもあり、いつまでたっても不慣れなまま。田植え機の動かし方に始まり、肥料の分量、作業の段取りなど、家族のなかで毎年意見が食い違い、一悶着ある。今年もごちゃごちゃと文句を言い合いながらのにぎやかな田植え。障害物のない田園地帯で、さぞかしご近所にその声が響き渡っていたことだろう。
 無事に田植えも終わり、気持ちもスッキリしたところで、以前から行きたかった京都府美山町の「かやぶきの里」と、その奥の京都大学の演習林「芦生原生林」へバイクを走らせた。7日、ゴールデンウイーク明けということもあってか、特に芦生の観光客は数組程度。目にまぶしい新緑を吹き渡る風は心地よく、どこまでも澄んだ川のせせらぎとその川面で「ひょろろろ…」と涼しげに鳴くカジカガエルの合唱に心の芯まで癒された。
 さあ、また慌ただしい日常が始まった。張り切っていきましょう。(太治庄三)
 

関連記事