今月号のこども新聞(5日号5・6面)から始まった新連載「たんばわらべの詩(うた)」。作者は丹波市在住の吉住愛さんで、ほっこりする漫画に味のある文章を添えていただいている。
連載のお願いに行くと、二つ返事で受けて下さり、「子どもたちが、丹波で育ってよかったと思えるようなものにしたい。できれば子どもも大人も楽しめて、大人と子どもをつなぐことができるようなものに」と熱くおっしゃっていただいた。いろいろと企画案が出たなかで、吉住さんの子ども時代の面白かった思い出を中心に、漫画を描いてもらうことに決まった。
吉住さんいわく、「人は思い出話をする時、アーティストとか芸術家に近い感覚になれているらしい」。「わらべの詩」には、読んだ人が、少しでも自分の幼いころを思い返してもらえたら…という思いも込められている。
驚いたことに、「丹波新聞に漫画掲載するのが夢やったんですよね~」と言って下さった。全国紙ではなく、地元の新聞だからと。地元愛いっぱいの漫画、お楽しみいただければうれしいです。(古西 純)