レオナルアさんベール脱ぐ

2016.02.25
未―コラム記者ノート

 日曜日版に昨年4月から月1回程度連載してきたコラム「新米パパの新格言」。1、2月は休載したが、3月分から再開を予定している。
 丹波市在住の「レオナルア・ダ・チシンヂ」さんによる子育て記で、生活の中から編み出された“新格言”と、それにまつわる文章を寄せていただいている。そして毎回、挿し絵というにはぜいたくな絵画(モデルは赤ちゃんが多い)が付いている。
 お気づきの方もおられるだろうが、そう、レオナルアさんは丹波市の画家、足立慎治さん(42)である。先日の柏原厄除大祭では、弊社ホールで個展を開かれ、コラムに載った絵の原画も出展。しかも、記事の拡大コピーも額装されていた。期間中6日間の来場者は延べ1500人以上だったとのこと、もはやレオナルアさんは自らベールを脱がれた。
 「新格言」は、毎回オチ付きで笑い必至。絵画展と同様、子どもと過ごす日常の幸せ感がにじみ出ている。父親目線ならではの「大げさ」な愛情表現に笑っているうち、幸せのおすそわけにポッと心が温まる。(古西 純)

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