秋にもデビューしました

2016.11.03
未―コラム記者ノート

 9月ごろから、目やのど、鼻にはっきりとした違和感をおぼえ、「怪しいなあ」とは思っていたが、やはり花粉症のようだ。キャリア16年の春に続いて、秋のデビューも果たしてしまった。本来なら一年の中でも快適であるはずの季節両方で、目のかゆみや鼻水と格闘していかなくてはならないと思うと、げんなりする。
 春はスギやヒノキ、ハンノキなど樹木から花粉が飛散するが、秋はブタクサやヨモギなどの雑草かららしい。ちなみにイネ科植物も原因の一つだとか。わたくし、農家なんですけど…。
 特に症状がひどくなるのが、朝と真夜中。朝の症状は「モーニングアタック」と呼ぶそうで、くしゃみの連発で今日一日が始まる。目覚めと同時にくしゃみ、引き続いて、しばらく鼻をかむ羽目になる。夜中は午前2―3時。息苦しさで目を覚まし、1時間ほど鼻水と戦い、疲れ切って再び眠りにつく。
 ある民間会社が約1000人を対象に調査したところ、秋に花粉症の症状が出るという人は約3割にものぼったという。来年はあなたの番かもしれない。
(太治庄三)

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