先日、私の自宅(今田町)周辺で交通事故が一日に2件発生した。いずれも車同士による人身事故で、なかでも三田市の事故は凄惨なものだった。現場は見通しの良い直線道路だったが、ミニバンとセダンが正面衝突。どちらもフロント部分が大破していた。道路脇では駆けつけた救急隊があわただしく負傷者の手当てを行っていた。命に別状はなかったのだろうか。
もう一件は、徒歩5分の三叉路で発生。軽自動車同士の事故だった。事故を起こした運転手がしっかり会話をされている姿を見てほっとしたが、警察や消防が現場に到着するまでの間、近所の方と交通整理に追われた。
春本番を迎えるこれからの季節、篠山では桜並木をはじめとする美しい情景があちらこちらで見られる。陽気も手伝って、ついつい脇見運転もしがちになる。さらに行楽に訪れるよそからのドライバーで交通量も増してくる。好季節に浮かれっぱなしにならないよう、今回の出来事を「対岸の火事」とせず、今一度、気を引き締めたい。
4月6日からは、春の全国交通安全運動も始まる。(太治庄三)