お祭り文化

2017.08.05
未―コラム記者ノート

 丹波市地域おこし協力隊員と県議会の総務常任委員会の意見交換会。型苦しい雰囲気になるのかなと思っていたが、協力隊員の積極的な発言が目立った。国内外で得た経験が少しでも行政や地域の刺激になればと感じた。

 地域を動かす要素として、「ヨソもの、若もの、バカ者」という言い方をされる。別の言い方をすれば「地域外から移り住んだ人、若者はそのままで、バカ者は周囲の目を気にせず、突き進める人」となる。

 「地域で新しいことをやろうとすれば、2、3人から賛成の声が上がったらしめたもの。そんなことして何になるという声が聞かれたらしぼんでしまう」という自治会役員経験者は話す。

 意見交換会で、県議から丹波の魅力を聞かれた隊員から、「祭り文化が昔から受け継がれている」という声が聞かれた。折しも夏まつりシーズン。各地で様々な取り組みが花開く。企画や運営に汗を流す人、楽しみにしている子ども、帰省客。外から来た人に評価してもらったことに、うれしくなった。色んな人の思いが詰まったイベントにしたい。

「思い込め楽しむ夏の一夜かな」
(臼井 学)

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