40回目の青垣もみじの里ハーフマラソン大会が11月5日に行われる。イベントを40年も継続するのは大変な事で、関係者の努力に敬意を表したい。足立栄逸実行委員長は、実行委員のおかげで続けて来られたと言っていたが、その通りだと思う。
全面的なバックアップがあった旧青垣町の時代と異なり、丹波市に引き継がれてからは予算と人員の削減が求められ、応えてきた。40年目の節目の大会も予算の都合でゲストや豪華景品といった特別な企画は用意できなかった。
丹波市豪雨災害で1年大会を休んだことで、翌年からランナーが他の大会に流れ、38回、39回大会と参加者が激減。今年は、幸いにも2353人と昨年より参加者が増えた。今年2000人を割り込むようなことがあれば、40回を最後の大会とする決断をしなければいけないという所まで、実行委員会の幹部は考えていた。ランナーの需要はあった。
関係者の「ここまで続いた大会を止めるのはもったいない」という気持ちに共感の輪が広がり、1大会でも長く続くことを願う。(足立智和)