いざキッズダンスの全国大会へ 気迫のヒップホップで関西2位 「全て出し切りたい」

2019.12.13
ニュース丹波市地域地域

キッズダンスの全国大会に出場する4人=2019年12月7日午前11時4分、兵庫県丹波市柏原町柏原で

兵庫県丹波市内の小・中学生4人が、14日に中部国際空港(愛知県常滑市)内で開かれるキッズダンスの全国大会「ダンスチャンネルALL JAPAN CHALLENGE CUP2019FINAL」(チャレンジカップ)に初出場する。いずれも「ロゴスダンススクール駒ヶ谷校」(同県三田市)に通う中学3年の上田貴郎君、同1年の中野ひまりさん、小学6年の高橋晴君、同5年の芦田ひなさん。ダンスに燃える4人は、全国でも入賞をめざし、仕上げ練習を重ねている。

上田君と中野さんは、中学生チーム「cRoss―L」(7人組)、高橋君と芦田さんは小学生チーム「L―Blaze」(5人組)のメンバー。11月に大阪府和泉市で行われた関西地区予選で、気迫のヒップホップダンスを披露し、両チームとも2位に入賞。「チャレンジカップ」への出場権を手にした。

4人がダンスを習い始めたのはいずれも5、6年前。スクールでは、最もレベルの高いコースに所属している。「自分が思っている踊りができなくて、心が折れかけたこともあった」と上田君。毎週土曜日は、通常のレッスンに加え、チームごとに2時間の自主練習を行ってきた努力が実を結び、入賞につながった。

「準優勝はめっちゃうれしかった。笑顔で踊れてよかった」と高橋君。芦田さんは「動きのアクセントがしっかりつけられた。大きい大会で賞が取れるとは思っていなかったのでうれしい」と喜んでいる。

また、チャレンジカップに向けて、中野さんは「さらに大きな大会へのシード権がもらえる1位を狙いたい」、上田君は、「自分が出せるものを全て出し切りたい」と話していた。

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