国道175号丹波市早期整備促進協議会会長 里尚さん(兵庫県丹波市)

2023.08.27
たんばのひと

里尚さん

正念場「しつこく要望」

国道175号の滝野社インターチェンジ(加東市)と丹波市氷上町を結ぶ同国道東播丹波連絡道路(延長30キロ)。丹波市の手前、西脇市黒田庄町の「西脇北バイパス」(西脇市下戸田―黒田庄町犬伏の5・2キロ)は2026年春の完成が決まったが、丹波市を含む犬伏以北の約17キロは「調査中」が続く未着手区間。「西脇北」以北の早期事業化決定をと、2016年の会長就任以来、要望活動に励む。

北近畿豊岡自動車道春日和田山道路がある氷上まで東播丹波連絡道路を延伸することで、産業振興や物流の効率化、とりわけ、高次医療機能病院へのアクセス強化がはかられる。現状36分かかる県立丹波医療センターと市立西脇病院間が、18分に短縮される試算。西脇病院の南にあり、丹波医療センターから心臓血管手術が必要な患者が搬送されることが多い、北播磨総合医療センター(小野市)も“近く”なる。

1997年に事業化された「西脇北」の完成がようやく見えてきた。「次は丹波市」の思いがある。「西脇北」から続けて以北が事業化されるよう、完成までの2年半が正念場と捉え、「しつこいくらいの要望をすべき時」と考えている。

氷上町稲継以南の同国道は、国直轄路線。整備は、関係機関に「お願い」するよりなく、県に働きかけ、県から国へ要望してもらう、国会議員を通じ議員から訴えてもらう、を繰り返してきた。頼りは県選出国会議員。特に兵庫5区、4区選出の代議士。「国会議員の後押しをしながら、住民のこの道路への関心を高めていく。私の命がある間に、事業化の道筋だけは付けたい」。促進協は、9月2日に総会を開く。82歳。

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