保護猫カレンダー制作 売り上げを活動費に 「普通と変わらない生活を」

2023.11.11
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保護猫のカレンダーを制作した足立代表=兵庫県丹波市柏原町柏原で

兵庫県丹波市から犬・猫の殺処分ゼロを目指す会「One for Mee@丹波」(同市柏原町柏原、足立真紀代表)が、保護している猫の写真を配した来年のカレンダーを制作した。売り上げは全額、同団体の活動費になり、保護猫の食費や医療費、光熱費などに充てる。

A4サイズの見開き。同団体が保護している41匹の猫が登場し、リラックスしている姿をとらえている。猫のかわいらしいシールも付いている。

交流サイト(SNS)で知り合った、保護猫活動を支援する俳優、高橋いづみさんが制作に協力。高橋さんが来丹して撮影した写真や、足立代表が撮りためていた写真を使用した。

全体的な構成は、ウェブデザイナーの高橋さんの夫が担当。制作費や印刷費は高橋さんが支援したため、カレンダーの売上が全額、活動費に回せることになった。

足立代表は「病気を持っていたりすると、譲渡が難しい猫もいる。そうなると、団体のシェルターでずっと世話をすることになるので費用がかかる。最後まで普通の飼い猫と変わらない生活を送らせてあげたい。物価高でもあり、少しでも協力してもらえるとありがたい」と支援を呼びかけている。

1800円(税込)。足立代表が経営するムレスナティー(紅茶)の専門店「HONORATKA TEA ROOM」(同町柏原)で扱っている。水・木曜定休。営業は午前11時半―午後6時。メール(oneformeetanba@gmail.com)でも注文を受け付けている。

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