国史跡の篠山城跡に設置されているイルミネーション。「ドア」を開けると幻想的な世界が広がる＝兵庫県丹波篠山市北新町で

一年の締めくくりを明るく過ごしてもらおうと、兵庫県丹波篠山市の市商工会青年部（上田康雅部長）が、国史跡・篠山城跡（同市北新町）周辺で約2万5000球のLEDを使ったイルミネーションを設置し、幻想的な空間を演出している。点灯は午後6―10時。25日まで。

「丹波篠山らしいイルミネーション」をテーマに、篠山城跡入り口にある開花基準木となっているサクラに、ピンクを基調にしたLEDを巻き付け、「冬に咲くサクラ」を表現。三の丸西駐車場横の広場には光り輝くペガサスのオブジェや大型のツリー、「どこでもドア」などが飾られている。

24、25の両日の点灯時間に、同広場で青年部が温かい食べ物を販売したり、サンタクロースに扮して来場の子どもたちに菓子などをプレゼントしたりする。なくなり次第終了。