内覧会で気づいたこと

2019.06.23
未―コラム記者ノート

 県立丹波医療センターと丹波市立健康センター「ミルネ」の内覧会に参加した。聞こえてきた見学会参加者の声から、利用者目線で気付いた点を2、3記したい。

 駐車場の停車線が分かりづらい。白線と白線の間に駐車するのだが、線と線の間の車を停める部分に芝生が線状に植わっている部分がある。芝生と芝生の間に誤って停車しそうになった。停車時に、隣の車にコツンとぶつけそうで、気をつけなければと思った。

 病院と「ミルネ」診療所の診察券は共通なのか、という質問があった。隣接してはいるものの、別の医療機関。それぞれの診察券が必要だ。

 急病時に来院した際に、どちらで診てもらえばいいのか、という声も聞こえてきた。病院の受付に看護師を配置し、病院の救急外来か、「ミルネ」か受診先を振り分けるとのことだ。

 勝手が分からず、患者やお見舞いに訪れた人たちが戸惑うことが多々あるだろう。スタッフや病院ボランティアに施設に早く慣れてもらって、遠慮せず、質問しやすい雰囲気をつくってもらえれば。親切な応対は、病院の評判につながる。(足立智和)

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